「ランディングページ(LP)を作りたいけど、どんなデザインにすれば申込みが増えるの?」——HP・LP 制作のご相談で、よくいただく質問です。私たち Techt は普段から、ChatGPT と並ぶ対話型 AI「Claude(クロード)」に指示して、お客様の本番サイトや LP を実際に制作しています。
だからこそ、現場の実感としてはっきりお伝えできます。LP のデザインで成果を分けるのは、おしゃれさではありません。きれいに作られた LP でも申込みが来ないことはよくあり、逆に装飾は控えめでも成果が出る LP もあります。この記事では、成果が出る LP デザインの基本とよくある失敗を整理したうえで、本当に効くのは「デザインの前」にある構成と一貫性だという話に正直に着地します。
まず結論
LP のデザインは、ファーストビュー(最初に表示される画面)で「誰の・何が解決するか」を一目で伝え、1 カラム(1 列)で上から下へ、1 つのゴール(申込み)へ導くのが基本です。申込みボタンは目立つ色で繰り返し置き、配色は 2〜3 色に絞って情報を詰め込みすぎない。これが「分かりやすく、行動しやすい」LP の土台です。
成果が出るLPデザインの基本
LP のデザインには、成果につながる定番の作法があります。難しいテクニックではなく、「訪問者が迷わず、自然と申込みまで進める」ための工夫です。順番に見ていきます。
ファーストビュー(FV)で要点を即伝える
ファーストビュー(FV)とは、ページを開いて最初に表示される、スクロールしなくても見える範囲のことです。ここで「誰の・何が解決するページなのか」が一目で分からないと、人は数秒で離れます。キャッチコピー・それを補う一文・申込みボタンを FV に置き、「自分向けのページだ」と即座に伝えるのが鉄則です。凝ったアニメーションより、まず「何のページか」が伝わることを優先します。
1カラムで縦に読ませる
LP は、左右に情報を分けず、1 カラム(1 列)で上から下へ一本道で読ませるのが基本です。複数列にすると視線が散り、読む順番が崩れます。1 カラムなら「悩みへの共感 → 解決策 → 根拠 → 申込み」という意図した順番で、確実に最後まで読み進めてもらえます。スマートフォンでの閲覧が多い今、縦読みの 1 カラムは相性も良い形です。
CTA(申込みボタン)を目立つ色で繰り返す
CTA(Call To Action=申込みボタンなど、行動を促す部分)は、背景から浮き上がる目立つ色で、ページの要所に繰り返し置きます。LP は縦に長いので、申込みボタンが一番下に 1 つだけだと、途中で「申し込もう」と思った人が行動できません。FV・中盤・最後と、気持ちが高まったタイミングで押せるように複数配置するのが定石です。文言も「お問い合わせ」より「無料で相談する」のように、押した先が具体的に分かる言葉にします。
視線の流れ(Z・F)に沿って配置する
人がページを見るときの視線には傾向があります。画像が中心の画面では左上→右上→左下→右下と動く「Z 型」、文章が多い画面では各行の左側を縦になぞる「F 型」が代表的です。この自然な流れに沿って、見てほしい順に要素を置くと、無理なく内容が伝わります。重要なキャッチや申込みボタンを、視線が止まりやすい位置に配置するイメージです。
配色は2〜3色に絞る
色を使いすぎると、どこが大事なのか分からなくなります。ベースの色・文字の色・申込みボタンなどに使う差し色の 2〜3 色に絞るのが基本です。特に申込みボタンの色は、ページの中で他にあまり使わない色にすると、自然と目が行きます。ブランドカラーがある場合はそれを軸に、差し色だけを「行動してほしい場所」に集中させると、整いつつ目的も果たせます。
余白と「引き算」で読みやすくする
言いたいことが多いほど、つい詰め込みたくなりますが、余白をとり、要素を絞った LP のほうが読まれます。1 つの画面で伝えるメッセージは 1 つに絞り、関係の薄い情報は思い切って削る。文字を小さくして詰め込むより、大きめの文字とゆとりある余白で「読む負担」を下げるほうが、最後まで読まれて申込みにつながります。デザインは足し算より引き算です。
よくあるLPデザインの失敗
ご相談の中で、「自分で作ってみたけれど申込みが来ない」という LP を多く拝見します。共通する失敗は、だいたい次の 4 つです。
- おしゃれを優先して、何のページか分からない:見た目の格好よさを追いすぎて、FV を見ても「誰向けの・何のページか」が伝わらないパターン。きれいでも、自分向けだと分からなければ人は離れます。
- 申込みボタン(CTA)が弱い:ボタンが背景に埋もれていたり、ページの一番下に 1 つしかなかったり、文言が曖昧だったり。「どこから・何を申し込むのか」が分かりにくいと、行動につながりません。
- 情報が多すぎる:あれもこれもと盛り込んだ結果、どこが大事か分からなくなるパターン。1 つのゴールに集中させるはずの LP で、メッセージが散ってしまっています。
- スマートフォンで崩れる:パソコンの画面では整って見えても、スマートフォンで文字が小さすぎたり、ボタンが押しにくかったり、レイアウトが崩れたり。多くの人はスマートフォンで見るので、ここが崩れると成果に直結します。
これらはすべて「デザインの技術」というより、「誰に・何を・どう伝えるか」が定まっていないことから起きる失敗です。だからこそ、次の話が大事になります。
デザインの前に=構成と「検索される設計」
ここが、この記事で一番お伝えしたい部分です。LP の成果を分けるのは、色やレイアウトといったデザインそのものより、その前にある「構成」と「一貫性」です。
まず構成。その商品を一番必要としているのは誰か、その人のどんな悩みに、どんな順番で答えれば申込みたくなるか——これを先に決めます。「誰に・何を提示するか」が固まっていないまま見た目から作り始めると、どれだけきれいでも行動につながらない LP になります。デザインは、決まった構成を分かりやすく伝えるための手段であって、構成の代わりにはなりません。
次に一貫性。LP には、広告や検索から、何かを期待して人がやってきます。広告で見た言葉や、検索したキーワードと、着地した LP の内容がずれていると、人は「思っていたのと違う」とすぐ離れます。たとえば「○○ 料金」と検索して来た人に、料金がなかなか出てこない LP では離脱します。来た文脈と LP の内容を一致させる——この一貫性が、デザインの良し悪し以上に成果を左右します。
私たちはこの一貫性のために、実際に検索されているキーワードや、広告で来る人の悩みから逆算して、見出しと内容を設計しています。専用の検索データ分析ツールで、見込み客が実際に打ち込んでいる言葉とその検索回数を調べ、そこから「FV で何を言うか」「どんな順番で見せるか」を組み立てるイメージです。LP の基礎そのものはランディングページ(LP)とはでも整理しています。
「おしゃれ=成果」ではない
デザインで効くのは「派手さ」ではなく「分かりやすさ」と「行動への導きやすさ」です。そして成果を本当に分けるのは、その前にある「誰に・何を提示するかの構成」と「広告・検索から来た文脈との一貫性」——どちらもデザインに入る前の、人がやる設計の仕事です。
LPデザインの作り方
実際に LP をデザインする方法は、大きく 3 つあります。それぞれ向き・不向きがあります。
- ① ツールで自作する:ペライチ・STUDIO・Wix といったツールや Canva のテンプレートを使えば、デザインの整った LP を自分で公開できます。月数千円〜から始められ、手軽さが魅力です。
- ② 生成 AI で作る:ChatGPT や Claude に「こういう LP を作って」と指示すれば、HTML / CSS のコードごと一気に出力できます。叩き台づくりが速く、私たち Techt も制作でこのアプローチを使っています。ただし、出力したコードを公開できる形に整える知識は別途必要です。
- ③ プロ(制作会社)に頼む:構成・デザイン・実装をまとめて任せられます。費用はかかりますが、成果のカギになる「構成」と「一貫性」まで含めて設計してもらえるのが強みです。
ここで正直にお伝えしたいのは、ツールも AI も「見た目(デザイン)」はきれいに出せる一方、「誰に・何を・どの順番で見せるか」の構成や、広告・検索からの一貫性までは決めてくれないということです。つまり、見た目はもう誰でも・速く出せる時代になりました。だからこそ差がつくのは、その前の設計を人ができているかどうか。自作する場合も、デザインに入る前にこの構成を書き出してから手を動かすと、ぐっと成果に近づきます。
参考:Techtのやり方
Techt の HP・LP 制作は、ここまで書いた考え方をそのまま業務にしています。「誰に・何を提示するか」の構成と「検索される設計(一貫性)」は人が担当し、デザインと実装の手は生成 AI で高速化する。この役割分担で、成果につながる LP を低コストで提供しています。
- 構成・戦略は人が担当:「何を・誰に・どう届けるか」をプロのコンサルタントと一緒に言語化します。効果が見込めないと判断したら「このまま作っても申込みは増えません」と正直にお伝えします。
- 検索される設計を標準実装:実際に検索されているキーワードや広告で来る人の悩みから、FV と見出しを設計します。来た文脈と LP の内容を一致させ、離脱を防ぎます。
- デザイン・制作は AI で高速化:見た目と実装を生成 AI で効率化し、LP プランを買い切り 5 万円〜(戦略コンサル込み)で実現しています。
サービスの詳細はHP 制作代行サービスのご案内を、LP の基礎はランディングページ(LP)とはを、「おしゃれさ」と成果の関係をもう少し広く扱ったおしゃれなホームページの作り方も、あわせてご覧ください。
よくある質問
LPのデザインのコツは?
一番のコツは「ファーストビュー(最初に表示される画面)で、誰の何が解決するページなのかを一目で伝える」ことです。その上で、上から下へ1カラム(1列)で読ませ、申込みボタン(CTA)を目立つ色で要所に繰り返し置きます。配色は2〜3色に絞り、余白をとって情報を詰め込みすぎないこと。私たち Techt も LP を制作していますが、現場の実感として、凝った装飾よりも「言いたいことが一目で分かる」「次に何をすればいいか迷わない」設計のほうが、はるかに申込みにつながります。
LPの構成(型)は?
よく使われるのは、ファーストビュー(キャッチコピーと申込みボタン)→ 悩みへの共感 → 解決策の提示 → 根拠・実績やお客様の声 → よくある質問 → 最後にもう一度申込み、という縦の流れです。1ページの中で訪問者の気持ちが「気になる→納得→申込もう」と動く順番に情報を並べるのがポイントです。ただし、この型はあくまで枠組みで、実際には「誰に・何を・どの順番で見せるか」を商品ごとに設計し直す必要があります。型に当てはめるだけでは成果は出ません。
おしゃれなLPなら成果が出ますか?
残念ながら、おしゃれさと成果はイコールではありません。見た目が洗練されていても「何のページか分からない」「どこから申し込むのか迷う」LP は、申込みにつながりません。逆に、装飾は控えめでも「誰の何が解決するか」が一目で伝わり、ボタンが分かりやすいLPのほうが成果が出ることはよくあります。デザインで効くのは「派手さ」ではなく「分かりやすさ」と「行動への導きやすさ」です。成果を分けるのは見た目よりも、誰に何を提示するかの構成と、広告・検索から来た文脈との一貫性です。
LPは自分でデザインできる?
はい、できます。ペライチ・STUDIO・Wix といったツールや Canva のテンプレートを使えば、デザインの整ったLPを自分で公開できます。生成AIにHTML / CSSを出力させる方法もあります。ただし、ツールやAIが用意してくれるのは「きれいな見た目」までで、「誰に・何を・どの順番で見せるか」の構成や、広告・検索からの一貫性までは決めてくれません。自分で作る場合は、デザインに入る前にこの構成を紙に書き出してから手を動かすと、ぐっと成果に近づきます。
LP制作の費用は?
作り方で変わります。ツールで自作すれば月数千円〜、フリーランスや制作会社に依頼すると十数万円〜数十万円が一般的な相場です。私たち Techt の場合は、戦略の言語化と「検索される設計」まで含めたLPプランを買い切り5万円〜でご提供しています。この価格を実現できているのは、制作の手を動かす工程を生成AIで高速化しているからで、構成やヒアリングといった人がやるべき部分を削っているわけではありません。
まとめ
- LP デザインの基本は、FV で「誰の・何が解決するか」を一目で伝え、1 カラムで縦に読ませて 1 つのゴール(申込み)へ導くこと
- 申込みボタン(CTA)は目立つ色で要所に繰り返し、視線の流れに沿って配置。配色は 2〜3 色、余白と引き算で読みやすく
- よくある失敗は「おしゃれ優先で何のページか不明」「CTA が弱い」「情報過多」「スマートフォンで崩れる」
- おしゃれ=成果ではない。本当に効くのはデザインの前にある「誰に何を提示するかの構成」と「広告・検索からの一貫性」
- ツールや AI で見た目は誰でも速く出せる。差がつくのは、その前の設計を人ができているかどうか
LP も、きれいに作るだけなら誰でもできる時代になりました。だからこそ差がつくのは、デザインに入る前の「構成」と「広告・検索からの一貫性」です。Techt は、その設計を人が持ち、デザインと制作を生成 AI で速くすることで、成果につながる LP を低コストで提供しています。「自作したけど申込みが来ない」「デザインから相談したい」という方は、まずは無料相談で、貴社に合う進め方を整理するところから始めてみてください。
